極真空手とは
極真空手は、創始者 大山倍達が幼少のころから拳法を修練し、後に松濤館空手の開祖である船越義珍先生に学び、また剛柔流空手や他の格闘技を研究し生まれました。そして、1960年に国際空手道連盟極真奨学会極真会館が設立されました。その後も研鑽、普及され世界124ヶ国で1200を超える公認道場があり、非公開を含めると1200万を超える会員が稽古に励んでいます。
そして、単独会派としては世界最大流派にまで発展し、国内においても全都道府県に支部があり日本空手界を代表する空手流派になりました。
代表あいさつ
私は、極真会館 成勇会道場(現:極真会館 西岡道場)の本部長として、数多くの全日本空手道選手権大会、全日本少年少女空手道選手権大会など出場クラスの選手たちの育成をおこなってまいりました。現在は、社会福祉法人報恩会を経営する傍ら、日本の大学や東南アジア諸国の大学で教鞭をとり、極真会館 兵庫県 奥野道場の代表として、兵庫県内を中心に極真空手を教えています。
当道場に通う道場生たちには、国内外で極真空手の稽古に励む人たちとの国際交流を通じて、アグレッシブでグローバルな人になれるように指導しています。
当道場の目的は、次の世代を担う青少年のそれぞれに合った人格の形成と、社会に貢献できる人材の育成をおこなうことです。私どもの極真空手は武道であり、かつフルコンタクト(直接打撃制)により真の強さを探求するものですが、ただ空手の試合に勝てば良いという一面的な強さを求めているのでは全くありません。日々のたゆまぬ稽古を通じて、私たちが探求していくことは「人」としての生き方だと思うのです。社会正義に基づいて行動できること、より人間性を高めるため日々努力することの大切さを学ぶこと、社会的弱者の支えとなることが大切であると考えています。それが青少年の健全なる育成に繋がり、社会貢献への大切な役割と成り得ることを学ぶことこそ「極真空手」の大義であります。
極真空手は、「痛い・怖い」イメージがあるとは思いますが、正しいルールを学び、稽古でたくさんの技やテクニックを習得すれば全く心配はありません。日本の社会はコロナ禍で大きく変わってしまいましたが、次世代を担う子供たちがこれからの社会で生き抜くために必要なことを、極真空手を通じて教えていきます。
代表プロフィール
- 代表
- 奥野 和年 (Kazutoshi Okuno)
- 職業
- 社会福祉法人報恩会 理事長
星槎大学 共生学部 客員教授
星槎道都大学 社会福祉学部 客員教授
Visiting professor at St.Dominic
College of Asia (Philippines)